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【乙5,6】危険物取扱者(乙種)試験終了。複数受験した結果報告と所感【資格取得・科目免除】

タイトル 危険物取扱者 乙5,6試験終了!

令和3年11月7日(日)。危険物取扱者(乙種)の試験日

半年ほど前に乙種4類の資格を既得しているので、それを活かして乙種の5類および6類を同時受験した。試験会場にもよるみたいだけれど、同時に2~3種類を受験できるので、効率的に取得できるだろうと考えて挑戦してみた。

実際に科目免除で複数同時受験をしてみてどうだったのか? これから同様なことを検討している方の参考になればと思い、記事にしたためておこうと思う。

 

危険物取扱者(乙種)4類、5類、6類のこれまでの学習記録

 

(まずはここから。乙4取得後の記録)

 

(乙5、乙6の学習記録)

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その1

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その2

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その3

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その4

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その5

【資格】危険物取扱者 乙種5類・6類 勉強中その6

受験直前での準備等と疑問点、そしてその結果は?

特に特別なものは無い。ただ写真に「上三分身」とあったのが気になって調べてみたくらい。(顔だけの写真じゃないってことみたい)

準備した物

  • 受験票(写真貼付済)、複数受験の場合はそれぞれ必要。
  • 鉛筆(2B・1ダース)
  • 消しゴム
  • 参考書等
  • 既得免状(乙4)

受験票に貼り付ける写真は、縦4.5cm横3.5cm、6ヶ月以内に撮影(無帽、無背景、上三分身)

マークシート方式なので、シャーペンでなく鉛筆、それも2Bを用意。1ダースも用意したが、2本しか使わなかった。

また、科目免状なので既得免状を確認するのかなと思ったが不要だった。

 

試験前日までに湧いた疑問点と当日分かったこと

※規定試験時間は、乙種で科目免除の場合35分/類。免除無しで2時間/類

 

疑問(1)複数受験ってどうやるのだろう?

(想定1) 5類試験を終えたらいったん退室して改めて6類を試験する?

そもそも、その場合はどちらから試験するのか? 受験票を見ると試験室も座席番号も開始時刻も同一なので、この可能性は低そう。しかし他の会場では午前午後に分かれて行う、といったインターネット情報も見られたため、場所にもよるのかもしれない。

(想定2) 5類を試験後、6類の試験に移行する?

5類を規定時間(35分)行い、終了後答案を回収。その後、同室着座のまま6類の問題集を配布して規定時間(35分)試験するパターンか? これならば、各類で時間調整がしやすそうだけれど、試験官は大変そう。

(想定3) 5類も6類もごっちゃに試験?

規定時間が35分/類なので、2種類だから70分の中で同時に5,6類を試験するパターン。もしそうだとすると、自分で時間配分とか問題と答案との関連とか気を付ける必要がありそう。(回答を別の答案用紙に記入しちゃうミスに気をつける等)

(結果) 想定3のパターンだった

答案用紙に別類の回答を書かないように、細心の注意を払いながらの試験となった。その代わり、70分という試験時間を5類か6類どちらかに任意に重みを置けるメリットも感じた。

 

疑問(2)試験会場のうち、具体な建物(室名)が案内に記されていない?

今回受験した会場は、とある大学なのだけれど、大学内のどの建物(何号館?)の何室なのかが記されていなかった。正門から入れば案内があるのだろうか? もし通用門等から入ってしまったら分からなくならないだろうか??

(結果)何も問題なかった

そもそも通用門は閉鎖されていて、正門からしか入れなかった。その後は守衛が試験会場を案内していたので、それに従って無事にたどり着くことができた。

 

疑問(3)会場へは自家用車で行けるのか?

試験案内には「会場内への車乗り入れ厳禁および周辺への無断駐車禁止」と記載があった。電車で行こうにも駅からそれなりに距離がある。試験に間に合うような運行のバスもない模様。さてどうする。

(結果)近隣の駐車場を予め探しておいた

そういえば乙4の時も、近隣のパーキングを探して停めたっけ。万一停められず試験に遅れると大変なので、事前にしっかりと調べておくことが大切。

肝心の試験の状況などは?

AM9:30試験開始、8:55までに集合との案内だったので、早目に向かい会場には8:00過ぎには到着。同会場に於いては、他の種(甲、乙、丙)も、他の類(1~6)も同時刻での試験開始だったため、人が結構多かった(300~400人くらい)。乙種4類の受験者が大部分を占めている模様。学生服を着ている人もいた。高校生だろうか。

ほとんどの人が参考書を片手に、会場で最後まで勉強していた。彼らの参考書はどれを見ても付箋だらけだった。

ポンコツはというと、あえて参考書は開かなかった。

会場じゃどうせ落ち着かないし、ここまでもう十二分に勉強を積み重ねてきたのだから。特にここ1週間に至っては、あらゆる煩悩を絶ち、読者登録しているブロガーさんの記事にも目をくれず(ごめんなさい)、せっかくの祝日も1日机に張り付きストイックに勉強に取り組んできた。今となってはもうやることなどないのである。

byいらすとや

そうこうしているうちに、試験室への入室が案内された。時刻は8時55分。

着座して分かったこと

同じ試験室には、同じ類の受験者が集められるのかと思っていたら、そうではなかった。

ポンコツが案内された試験室には、乙種で、4類を除く1~6類単独受験の人、1~6類の複数受験者が集まっていた。しかも科目免除者もそうでない人も混ざっていた。

だから、規定試験時間が35分の人もいれば70分の人(ポンコツはココ)、2時間の人、2時間45分の人(複数受験で科目免除じゃない人←そんなのも有り?)とまあ、ごちゃまぜだった。

試験開始前の注意事項(試験官より)

試験担当官より次のとおり説明があった。

  • 机の上には、鉛筆、シャーペン、消しゴム、受験票以外は置いてはならない。
  • 腕時計は外すこと。
  • 携帯、スマホは電源を消すこと(マナーモード不可)。もし消し忘れで着信、アラーム等鳴っても触らないこと。その場合は係員が対応する。
  • 35分経過後から退室可能。
  • 鉛筆、消しゴムの忘れた人はいないか確認があった。(貸せる用意があったようだ)
  • 各自あて、試験問題集1冊と答案用紙(マークシート)が配布された。
  • 配布されたマークシートへの記入方法の説明および氏名、受験番号等の事前記入。なお複数受験の場合、答案用紙は複数分あり、様式は同一。

なるほど、不正行為がないように細心の注意を払っているのだな。試験開始前に、念のため用意した鉛筆に継ぎ芯などないか、念入りにチェックしておいた。マンガによくあるようなギャグなど演じたくない。

そしていよいよ試験が始まった

 

試験が始まって分かったこと

試験問題を広げてみると、内容は「法規」「物理・化学」「性質と消火1、2,3,5,6類」の問題が1冊になっていた。つまり受験対象ではない問題も含まれていた、という訳だ。だから開始早々、対象になる問題が理解できずに少々冷や汗をかいた。どの問題から始めればいいのかが分かりづらかったのである。

落ち着いて順にページをめくって内容を確認し、問題の構成を理解。

また、科目免除者の場合「法規」「物理化学」の問題は免除になるため、答案用紙への回答は問1~25までが空欄になり、問26~35までへの記載になるので回答欄の注意が必要だった。

 

試験問題の内容は? 傾向は? 難易度は?

まず乙種5類から開始して、答案を埋めたのち乙種6類へ移った。

乙6は危険物の種類が少ないがゆえに、難易度の高い問題が出ることが多い」との事前情報に、学習した内容以外から出題されたらどうしようと恐れていたのだけれど(とあるサイトには、見たことも聞いたこともない問題が出されることがある、なんて書かれてたし)、意外にも思ったよりは難解ではなかった。

また、出題された問題は、通常の「5者択一方式」の他に「正しいものはいくつあるか?」のような問題※がなく拍子抜けした。「いくつあるか?問題」が多数出題されたらヤバいと思っていたので。(対策はしていたけれども)

 

※「いくつあるか?」問題は、消去法だけでは正解が導き出せず、しっかり理解していないと難しい問題なのです。

しかも、あとから購入した過去問集とほぼ同じ問題が7~8割出た感覚。まるで普段、家での勉強の延長のような感覚の問題ばかりだった。

チャレンジライセンスの参考書だけでなく、過去問集をしっかりやっておいて大正解だった。

しっかり対策しておいたおかげで、全般的に簡単に感じた。

ひととおり答案を埋めたのち、「正しいもの」「間違ってるもの」の選び違いがないか、マークシートへの記載違いがないか。乙5,6の答案記載違いがないか、チェックし、規定時間の70分より15分程度早く退室することができた。

 

(公論出版・過去問集)

各危険物の説明もあるので、これ1冊だけでもいいかも。

 

(最初に購入したチャレンジライセンスの参考書)

 

最後に

試験全般に言えることかもしれないけれど、受験前いつも不安に思うのは、学習したところ以外から出題されやしないか、ということ。よく○○時間の勉強で合格可能とかって資格取得サイトで言われてたりするけども、自分の場合、不安に感じてその時間以上に勉強しちゃう。もっと効率よくできればよいのだけども。

結果、悩むような問題もほとんどなくほぼ完璧に回答できたんじゃないかと自負しているけれど、まあこの辺は慣れとある程度の開き直りも必要なのかもしれない。

最後に、今回使用した参考書は2冊あるけれども、どちらか1冊と言われれば迷わず公論出版の「過去問集」の方を声を大にしておススメしたい。というか、これだけでも良かったくらい。この過去問さえしっかり押さえて繰り返し解けるようにしておけばいいのではないかなと、今回強く感じた。

こうして、約2か月間、試験勉強をしてきたわけだけれども、ようやくそれが終わりホッとしている。なお、合否発表は3週間後とのことであった。

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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