【乙5,6】危険物取扱者 乙6の学習を開始。過去問集も追加購入してみた(勉強中その5)【資格取得・科目免除】
学習記録のために毎週更新してたのだけれど、さぼって2週空いてしまった。いよいよ試験が近づいてきた感がしてきた今日この頃、危険物取扱者 乙種5類、6類、今週の進捗具合や如何に。
※独学中の記事につき、もしも誤り等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
前回の記事(その4)
ここまで乙種の学習はどうなった?(令和3年10月17日現在)
乙種5類の学習も一通り終わり、どこまで身についているのか参考書掲載の模擬問題をすべて解いてみた。その結果、正答率は9割程度に正答できるようになっていた。もしも同じような問題が試験でも出たならば、これはいけそうだ。そう、同じような問題が出たならば、だけれども。
9割の正答率とはいっても9割方理解しているわけでは決してない。なぜならば、消去法ですべてを理解しなくとも解答を導けたりするからだ。実際には6~7割ほどしか理解できていないだろう。出題される問題の傾向次第では不合格の可能性も否めない、ということが頭の中によぎる。
過去問集を購入
そこでとにかく過去問をこなそうと再考した。今使用しているテキストだけでも合格は可能かもしれないが、もっと確実にしておきたい。不合格にはしたくない。
過去問が多数掲載されているこちらの参考書を追加購入することにしたのは、そんな理由からだ。
これには多くの過去問が掲載されていて、実際乙種の試験にはここから同様の問題が多数出題されているらしいのだ。つまり、ここの問題をこなすようにさえしていれば安心、というわけである。
購入より1週間、一通り乙種5類の問題(89問)を解いてみた結果、正答率は92%であった。これまで使用していた参考書には無かった問題もあり、購入して正解だったと感じた。ただ、まだまだ不安な問題もあることから、残りの期間、何度も繰り返し解き解説を読む、を繰り返しておこうと思っている。
乙種6類の学習を開始する
先週より、いよいよ危険物取扱者・乙種6類の学習も始めた。
乙種6類の危険物は、乙種5類の19種と違い大幅に少ない6種程度しかない。これなら楽勝とも思えたのだが、とあるサイトでは、数が少ないがゆえに難問が多く出題される傾向があるため、簡単な問題は確実に正答しておかないと不合格になる、と紹介されていた。残り時間も少なくなってきてちょっと萎える記事ではあるが、気を抜かずにやろうと思い直すことにした。
乙種6類の危険物に共通する性質
乙種6類の共通する消火方法
- 共通して、乾燥砂系、リン酸塩類の粉末消火剤で消火する
- ハロゲン間化合物以外は、水系消火剤が使用できる
- ハロゲン間化合物は、水系消火剤は使用不可
乙種6類の品名と代表的な特徴を少し
まずは乙5のときと同じく、各種品名から覚えていくことにする。危険物の数が少ないため、代表的な特徴も同時に少しだけ覚えておく。
過塩素酸
- 無色で発煙性の液体で水溶液は強酸
- 無水のものは不安定で分解しやすく一般に60~70%の水溶液として取扱う
- 定期的に検査して、変色しているものは分解が進んでいるため要廃棄
過酸化水素
- 無色で粘性のある(油状)液体で水溶液は弱酸性
- 濃度50%以上で不安定で常温でも水と酸素に分解、発熱するため、安定剤として無機酸(リン酸等)、尿酸、アセトアニリドを添加。高濃度になると爆発性を有する
- 酸化性でありながら、より強い酸化物に対しては還元剤としてはたらく
硝酸
(硝酸)
- 無色の液体で水溶液は強酸性
- 空気中の湿気と反応して褐色の蒸気を発煙する
- 日光、加熱により黄褐色に変色し、酸素、二酸化窒素を発生
- とにかく列挙する特徴が多い
(発煙硝酸)
- 赤、赤褐色の発煙性液体で硝酸より酸化力が強い(濃度98%)
- 空気中で二酸化窒素の褐色の蒸気を発煙する
- 他、硝酸に同じ
ハロゲン間化合物
共通
- 無色で発煙性のある液体
- それ自体は爆発性はない
- フッ素原子が多いほど危険性大
- ガラスを腐食
- 水と反応すると猛毒で腐食性のフッ化水素を発生
三フッ化臭素
- 無色
- 低温では固体化する
五フッ化臭素
- 無色~淡黄色
- 水より低い温度(41℃)で沸騰
- 三フッ化臭素より反応性が強い
五フッ化ヨウ素
- 無色~黄色
- 低温では固体化する
最後に
やっと乙種5類が分かってきたと思ったら乙6の学習...けっこうつらい。乙種6類は数こそ少ないけれど、それぞれの特徴に覚えることがなかなかに多い。何とか繰り返しでどたまにいれていくしかない。
試験日:令和3年11月7日(日)まで、
あと「 21日 」
理解度
5類:★★★★☆
6類:★☆☆☆☆
不安度 :★★★★☆