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【乙5,6】危険物取扱者 開始から2週間、乙5の特性が頭に入らない!(勉強中その3)【資格取得・科目免除】

タイトル危険物取扱者乙5,6


秋の夜長に勉学に勤しむ?

さて、危険物取扱者 乙種5類、6類、今週の進捗具合や如何に。

 

前回の記事(その2)

ponko2-oyaji.hatenablog.com

 

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今週の乙種の学習はどうなった?(令和3年9月26日現在)

先週は危険物の特徴(溶ける)ごとに該当する品名を語呂で覚えてみた。

しかし、各々の危険物には様々な特性があり、共通事項ごとに語呂で覚える方法に多少なりとも疑問を感じ始めていた。

参考書掲載の演習問題を解いてみると不安は的中

この辺りで参考書掲載の演習問題を解いてみて、今現在の自身の学習度合いを把握しつつ今後の学習方法の方向性を再確認してみることにした。

チャレンジライセンス乙種1・2・3・5・6類 危険物取扱者テキストより

チャレンジライセンス乙種1・2・3・5・6類

危険物取扱者テキスト(実教出版)より引用

チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版

 

演習問題は、全29問あった。

(この他にも巻末に10問の模擬試験問題が3セット用意されている)

ここまで、乙種5類の危険物共通の取扱方法、各危険物の特徴の一つでもある「○○に溶ける」について学習したのみであるから、演習問題は、ほぼ分からないだろうと予想はしていた。しかし、いざチャレンジしてみて唖然としてしまった。

まったく分からないのである。本当にチンプンカンプン。

5者択一方式の問題で、現時点での知識では消去法で1つを消すのがやっとというありさまだった。

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勉強を開始してすでに2週間以上は費やしている。とあるサイトには、危険物の品名を覚えさえすればあとは楽勝、などといった記事もあったがとんでもないと今更ながら気が付いた。

さてどうする、どうする...。

演習問題をできるまで繰り返す。今はコレしかなさそう。

考えたところで答えが出るわけでもなく、現時点ではテキストを確認しながら演習問題を解き、それを何度も繰り返してテキストを見ずとも正答できるまでやってみよう、ということにした。

場合によっては、過去問集を別に購入した方がいいのかもしれない。

各危険物の特徴を自分用にまとめることに

並行して、各危険物ごとの特徴を自分用にまとめることにした。というのも、各々の特徴が多すぎて覚えきれないため、重要なものに絞るという事と、すでに語呂で覚えたものをまとめから省くようにする必要があったためだ。

有機過酸化物

共通事項

・強い酸化作用がある。

・日光、加熱、衝撃 は厳禁

・通風の良い冷暗所に保管

メチルエチルケトンパーオキサイド

・無色透明で油状の液体。独特の匂い。

・ジエチルエーテルに溶ける。

・40℃で分解。ボロ布、鉄錆と接触すると30℃以下でも分解。

・容器は密栓せず、通気性のある物を使う。

・引火性あり(引火点72℃)

ベンゾイルパーオキサイド

・白色で粒状の固体。無臭。

・約100℃で白煙を発生して激しく分解。

・乾燥すると爆発の危険あり(水分を加えると○)

・容器は密栓。

有機物や強酸、アミン類に接触させない。

過酢酸

・無色透明の液体。刺激臭あり。

・他、エーテル、硫酸に溶ける。

・110℃で爆発。

・皮膚、粘膜を侵す。

・容器は密栓。

・引火性あり(引火点41℃)

硝酸エステル類

・ニトロセルロースセルロイドを除き、燃焼速度が速いため消火は困難。

硝酸メチル

・無色透明の液体。芳香で甘味。

・他、アルコール、ジエチルエーテルに溶ける。

・密栓し通風のよい冷暗所に保管(保管MTR

・引火性あり(引火点が常温以下のため引火、爆発しやすい)

硝酸エチル

・硝酸メチルとほぼ同じ

ニトログリセリン

・無色で油状の液体。甘味があり有毒。

・加熱、衝撃などにより爆発。

・凍結させると危険。

・周囲を汚す等した時は苛性ソーダのアルコール溶液でふき取る。

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ニトロセルロース

・外観は原料の綿、紙と同じ。無味無臭。

・乾燥厳禁。水orアルコールの保護液に湿綿として保存。

・精製が悪いと日光、加熱により自然発火の危険。

・含有窒素量が多いほど爆発しやすい。

・安定度試験を定期的に行い、耐熱度が低下したものは処理する。

セルロイド

・ニトロセルロースと樟脳から合成される。

・加熱、衝撃などにより発火しやすい。

・通風のよい乾燥した冷暗所に保管。

セルロイド屑は他の屑等に混ぜちゃダメ。

ニトロ化合物

共通事項

・衝撃、摩擦は厳禁。

・ジエチルエーテルに溶ける。

ピクリン酸

・黄色の結晶(固体)。苦味があり有毒。

・金属と接触すると爆発性の金属塩を生成。

ヨウ素、ガソリン、アルコール、硫黄などの酸化されやすい物質と混合すると衝撃等により爆発する。

・乾燥は危険。

・引火性あり(207℃)

トリニトロトルエン

・淡黄色の結晶(固体)。日光(紫外線)で茶褐色に変色。

・硫黄等、酸化されやすい物質と混合すると衝撃等により爆発。

・固体よりも溶融すると危険。

ニトロソ化合物

ジニトロソペンタメチレンテトラミン

・淡黄色の粉末(固体)。中性。

・水、ベンゼン、アルコール、アセトンに僅かに溶ける。

・加熱すると約200℃で分解し、ホルムアルデヒドアンモニア、窒素を生じる。

・強酸、有機物との接触で発火することがある。

・加熱、衝撃等により爆発の危険。

・通風の良い冷暗所で保管。

アゾ化合物

アゾビスイソブチロニトリ

・白色の粉末(固体)

・融点以上に加熱すると窒素と、シアンガスを発生。

ジアゾ化合物

ジアゾジニトロフェノール

・黄色の粉末(固体)。紫外線で褐色に変色。

・アセトンに溶ける。

・加熱、衝撃等で爆発。

・水中、または水アルコール混合液中に保存。

ヒドラジンの誘導体

硫酸ヒドラジン

・白色の結晶(固体)

・強い還元性。

・融点以上に加熱すると、アンモニア、二酸化硫黄、硫化水素が発生。

・酸化剤に激しく反応し、アルカリと反応するとヒドラジンを生じる。

・消火時は有毒ガスが発生するため、防塵マスク、保護メガネ、ゴム手袋着用。

ヒドロキシルアミン

ヒドロキシルアミン

・白色の結晶(固体)

・日光により爆発の危険。

・蒸気は有毒。

ヒドロキシルアミン塩類

硫酸ヒドロキシルアミン

・白色の結晶(固体)

・強い還元性。

・水溶液は強酸性で金属を腐食。

・密栓して通風のよい乾燥した冷暗所に保管(保管MTKR)

・蒸気は有毒。

・消火時は蒸気から防護するため、防塵マスク、保護メガネ、ゴム手袋、防護服を着用。

塩酸ヒドロキシルアミン

・上記と同じ

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その他政令で定めるもの

アジ化ナトリウム

・無色の板状結晶(固体)

・水に溶けるのに、アルコールには溶けにくい。

・300℃で窒素とナトリウムを生じる。

・酸と接触すると有毒で爆発性のアジ化水素酸が発生。

・水があるときに、重金属と接触すると鋭敏なアジ化物を生成。

・皮膚に触れると炎症を起こす。

・密栓して通風のよい冷暗所に保管(保管MTR

・消火は水系は使用できない。乾燥砂を用いる。

硝酸グアニジン

・白色の結晶(固体)

・急激な加熱、または衝撃により爆発の危険。

・加熱すると、有毒な硝酸および窒素酸化物を放出。

・密栓して通風のよい冷暗所に保管(保管MTR

参考書掲載の演習問題をもう一度解いてみた

ここまで学習して、改めてもう一度演習問題(全29問)を解いてみる。

その結果、

不正解6問、勘で当てただけの問題が4問であった。

つまり、29問中10問は不安な問題であり正答率は66%ということになる。1問も分からなかった初回に比べ、大幅に前進したとはいえ自信を持って正答できた問題が乏しく、まだまだ不安材料は多いことが分かった。

最後に

今週はひとまずここまで。

やばい。演習問題がまったく分からない。各危険物の特性が頭に入らない。

しかし嘆いていても仕方がない。今回特性をまとめたので、これをいつでもどこでも隙間時間に見て地道に覚えつつ、演習問題を数こなしていくしかない。しばらく不安が続きそうだなあ。


試験日:令和3年11月7日(日)まで、

    あと「 42日

理解度

  5類:★★☆☆☆

  6類:☆☆☆☆☆

不安度 :★★★★★★★★★★★★★