こんにちは。ポンコツOJです。
ダイソーだけで揃えたタックル。
竿が折れるというトラブルに見舞われはしたものの、なんとか修理して復活。
初めての竿の補修ではあったけれど、思ったよりもうまくいったと思う。これくらいで直せるのならば、もう怖いものなどない。
あとはフィールドでひたすら竿を振るだけだ。
【修理編・折れた竿を直したのだ】
【実釣編・この時に竿を折ってしまったのだ】
令和3年10月23日(土)
今回のフィールドはいつもの権現堂川ではなく利根川(茨城県)。全国一の流域面積を誇る大河川である。
ここにした理由はスモールマウスバスだ。
このところ急に寒くなり、きっと水温も下がってきている。そんな中でも彼らなら果敢にルアーを追ってくれるはず。
スモラバを流れに任せて這わせれば、きっとスモールが釣れるに違いないと考えたのである。実際、今回選んだポイントは過去にスモールを釣り上げた事がある場所だ。
この辺りはよどみあり、トロ場あり、リップラップと呼ばれる捨石等の好ポイントが点在する。良型のバスがこのどこかに潜んでいるはずだ。
早速、準備にとりかかるとしよう。早く糸を垂れたくて仕方がないのを必死にこらえながら。
前回、ドラグ*1が緩すぎて、せっかくのバスを逃がしてしまうという失態をおかしてしまった。
今回は、そうはいくものか。同じ過ちは二度と繰り返しはしない。前もってしっかりとドラグ調整をしておこう。
竿に糸を通し、これくらいかなとばかり糸を張ってドラグの利き具合をみることにした。
その瞬間。
「ベシッッ!!」
その音は頭上からだった。
なんと!
修理したばかりのダイソーロッドが、再び真っ二つになっているではないか! せっかく直して復活させたのに!?
あまりにもあっけない結末に、しばらくの間、体の隅々の細胞一つ一つまでもが活動停止を余儀なくされた。
竿はちょうど補修した接ぎ木の部分から綺麗に折れている。
それはまるで、ポンコツの鼻っ柱をへし折るかのようだった。補修がうまくいき、有頂天になっていたのである。
折れた穂先はかろうじて皮一枚残し、ブラブラと風になびくだけだった。
弱すぎた。木材では弱すぎたのだ。やはりカーボン材にすべきだったのか。考えればすぐに分かるだろう。耐えられるはずがなかったのだ。
木材でも問題ない、などといった根拠の無いおごり高ぶった思考が招いた失敗。
浅はかさ。中途半端。そんな言葉が脳裏をよぎる。しかし今さらそんなことを考えたところで、折れた竿では何をどうすることもできない。
かくして、ダイソータックルリベンジ編は、たった1度のキャストをすることもなく終了した。まだ糸にルアーを結んでさえもいないのに。
*
リベンジこそ終了を余儀なくされたものの、この程度で釣りは終われない。予備タックルを用意していたからだ。
ヨダレが垂れそうな、いかにも釣れそうなフィールドを前にして、何もせず背を向けるなんてできやしない。
予備の竿。
それはダイワ製、ハートランドZ・カワスペのことである。
奇しくもダイソーロッドと同じくこいつも2本継ぎだ。しかし継手部のそれは、ダイソーとは一線を画している。
今まではつなぎ目をあまり気にしてはいなかったけれど、どうだ、この竿は。しっかりとそして確実に接続でき、微塵の緩みもない。
まるで1本物かのように美しく弧を描くベントカーブ。これが価格の差。これがダイワとダイソーの差だ。キャストすれば滑らかにしなり、何より安心感がまるで違う。
ダイワのロッドの使い勝手のよさに痺れていたのもつかの間、急に風が強くなってきた。強風が吹き荒れてきたのである。
それでもキャストを繰り返すが、スピナーベイトに一度バイトがあるのみだった。
強い。風が強すぎる。何度も帽子が飛ばされそうになって釣りどころではない。
やむを得ず、ここで断念。
なんだかんだで結局、今回も痛恨のボウズで終わってしまった。
.....。
果たして、こんな調子でリベンジの日はやって来るのだろうか…?
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*1:魚が引いた時に糸が切れるのを防ぐための装置。リールの機能の一つ