【釣行記】22.05.27権現堂川 セリアのポッパー炸裂!? 今季初バス!【バス釣り奇行(20)行幸湖】
権現堂川は釣れない。
今更だけど、本当に権現堂って釣れないんです。
中にはコンスタントに釣っている人もいるようだけれど、ほとんどの人は釣れていないのではないだろうか。
ポンコツもその一人だ。
前回、中段平場が露出した直後を狙った記事を書いた。
あんなに釣れそうな状況下にもかかわらず釣れなかった。
実はあの後も3度ほど釣行し、その3度ともボウズを食らった。
記事にもできやしない。
そのたびに「権現堂なんかもう嫌だ」と思うのだけれど、一晩経つとそんなことも忘れてしまう。不思議だ。
そして今日もまた、権現堂川へと向かったのである。本当に不思議だ。
その言い回しだと、ようやく釣れたってことか
午後5時、現着。
川妻給排水機場付近から始める。先行者は対岸。西岸には誰もいなかった。
この時点での行幸給排水機場の水位はAP6.13m。
ヤクルトエリアでは、あと約1.1m減水すれば最下段平場が露出する。
だから水際から2.2m位置が平場、そこから1m幅で平場があり、ストンと深くなる。
やっと出番が回ってきた。
「セリアのポッパー」である。
言うまでもなく100円(税抜)ルアーだ。
しかし最近の100均はあなどれない。きっとコイツもやってくれるに違いない。
狙うは水際から2.2m先にある1m幅の平場。すなわち水際から3.2mラインまでの範囲をコイツで探るつもりだ。
「セリアのポッパー」
かなり立ち気味の斜め浮き。
竿を立て気味にしてあおると、思った通りスプラッシュが簡単に出せた。
軽くシャクれば、小気味よくポップ音が出せる。
なかなかに良い。
首振りは少しコツがいるけれど、それでも十分な動き。
これはきっと釣れるに違いない。
岸沿いにセリアのポッパーを踊らせつつ、移動を繰り返す。
オイルフェンスだ。
権現堂のオイルフェンスは自分の中でも実績が高いポイント。
まずは岸際の付け根部分にキャスト。それから少し沖目を狙ったら、フェンスと平行引き... それがいつものパターン。
おっと、その前に先っちょだけのぞかせてる、手前の「草」の付近を通してからにしよう、そう考えてセリアのポッパーを引いていると。
「ボコンッ!」
セリアのポッパーに襲い掛かったのは、30台半ばのバスだった。
やった!
ようやく今季の初バスを、それも100均ルアーで釣ることができたのである。
...あ、オイルフェンスは反応なかったです。
湖岸の樹木。
ここは塩ビパイプからの流れ込みがあって、湖岸はいつも草で覆われている。
トップでの釣りに絶好のポイントに見える。
しかし誰もが皆狙うのだろうか??
ポッパーに反応はなかった。
結局、セリアのポッパーには30台1匹と、他に1度バイトがあったのみ。
トップには反応薄とみて、ルアーを変えることにした。
「不明スピナーベイト」である。
...このスピナーベイト、かなり前にヤフオクで購入したモノ。
どなたかの自作かと思われるが、コンパクトサイズにファー仕様のテイルが特徴。
どうして名もなきこのルアーを購入したのかは、今となっては分からないけれど、確かにこいつは他のスピナベとは一線を画している。
他とは違う変わったルアーは結構好きだ。それが購入理由だったかもしれない。
とにかくバイブレーションが強い。ゆっくり引かないとバランスを崩してしまうほど。
ファー仕様のテールの動きは艶めかしく、とにかくナチュラル。
ああ、なるほど。
これは使い所は選ぶけれども、きっとハマると凄いヤツだ。きっとそうだ。
これまだ買えるのかな...。
湖岸を釣り戻りながらスピナベを引き倒す。
しかし、数度魚が飛びついてはきたものの、フッキングまでには至らず。
結局、セリアのポッパーでの1匹にとどまった。
でもこれで、100均ルアーで釣ることができたし、セリアのポッパーが100円とは思えない、かなり優秀なルアーであることも分かった。
それだけで十分だ。
※毎回毎回、「セリアのポッパー」じゃわずらわしいので略して「セッパー」とでも呼ぼうかな。
じゃあ、キャンドゥのポッパーは「キャンパー」か
当ブログに興味など湧きましたら、ぜひ読者登録していただければ嬉しくて励みになります。よろしくお願いいたします。