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二度折れたダイソーロッドを再び修理する【ダイソーで揃えたタックルだけでバスは釣れるのか(再修理編)】

タイトル 2度折れたダイソーロッドを再び修理する

 

「バッシンッ!!」

 

 

無念にも折れてしまったダイソーロッド。

 

 

「ベシッッ!!」

 

 

負けじと修理したけれど、一度のキャストもせずに再び折れてしまった。

 

 

あれから半年。

リベンジの炎は、未だ消えてはいなかった。

 

二度折れたダイソーロッドを三度みたび復活させようと、再び立ち上がったのである。

折れたダイソーロッド

 

 

 

今度はしっかりとそして確実に修理をするのだ。
もう二度と、いや三度も竿が折れる音など聞きたくない。

折れたダイソーロッドの断面
修理部分から再び折れたダイソーロッドの断面。

接ぎ木がバッサリと折れてしまっている。

たったの一振りもせず終了した、あの日の光景が脳裏によみがえり、なんだか少し切ない気持ちになってしまった。

 

今度こそしっかりと修理して、バスを釣ってやるのだ...。

 

.....

 

さて、ここで疑問が沸く。

折れた竿を直す方法は検索すればかなり出てくる。
しかし一度折れて修理し、再び折れた竿を再修理する記事は見つけられなかった。

同じところを二度も折るやつなんか他にいないだろ

 

どうすれば直すことができるだろう?

まず思いつくのは、古い接ぎ木をそっくり除去し、新たな接ぎ芯を挿入し直す方法だ。

再修理の方法1


ただこの方法だと、古い接ぎ木をうまく除去できないかもしれない。

除去にはドリルでグリグリ掘っていくが、エポキシでがっしり接着してあるし、下手をすると竿本体の繊維を削ってしまいそうだ。

 

そこで考えたのが次の方法。

接ぎ木部分をそっくり切り落とし、そこへ接続する芯材を挿入する方法

この方法は新たに挿入する芯材がそのまま竿の先端ピースへの挿入部になるというもの。

竿の再修理方法2

これなら古い接ぎ木部は完全に無くせる。

しかし新たな芯材を段付加工しなければならない。
手間も掛かるし、うまく加工できるだろうか? それに段付き部の強度も不安だ。


また、加工する関係上、芯材はパイプ状ではなく無垢材が必要。
この径の無垢材なんてあるのだろうか?(Φ 6mm)

 

さて、どうする?

 

 

しばらく考えた結果、ひとまず1番目の方法を試してみて、ダメなら2番目の方法を考える、ということにした。

 

 

 

接ぎ木部の除去のためにドリルを取り出す。

Φ1.5mmから始めて、Φ4.5mmまで拡大しながら掘り進めた結果、

古い接ぎ木の除去に成功(ダイソーロッド修理)

なんとか除去に成功。

いや、もしかしたら竿内側に傷を付けているかもしれない。
しかし芯材を挿入して一体化させるので、強度的に問題ないと判断し、このままいくことにした。

 

次に芯材となるΦ4.5mmのカーボン材を入手する。

ネットにあるにはあるのだけれど.....

500~2000円程度、それに送料が掛かることが分かった。しかも複数本だったり。

 

カーボンファイバーロッド 10個入5mm 直径 200 mm長カーボンファイバ DIYロッド アクセサリー

 

高すぎる、ってわけじゃないけれど、そもそも1000円ちょっとの竿を修理する材料に1000円以上掛けるのってどうなの? と思ってしまう。

 

どうしよう。

ちょっと車を走らせて、釣具屋か模型屋に行けば手に入るかもしれないが…

 

.....

 

芯材をどう入手するか?
しばらく考える日々が続いていたある日。

冬バスの釣行時、湖岸に折れた竿が落ちていたことを思い出した。

 

そうだ。

釣りに行った時に、折れた竿を探すのだ。
今までにも何度か折れた竿を見たこともあるし、きっとどこかに落ちているはずだ。

 

落ちている折れた竿から芯材を拝借すればいい。そうすれば補修材は0円だ。

それでこそ、ダイソーロッドの修理にふさわしいのではないだろうか。

 

...という訳で、釣行時に折れた竿を拾えるまで、リベンジはお預けとあいなったのである。

拾えなかったらどうするつもりだ?

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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