雨樋に詰まったゴミや泥を掃除。梅雨も乗り切れそうです。詰まった土砂は早目の対処をしましょう!(DIY)
「水は必ず高いところから低いところへ流れるものである」
こんにちは。ポンコツOJです。
関東でも梅雨入りし、雨模様の日が多くなりますが、まもなく築20年になる我が家ではこんな現象が。。。
思えば、雨樋の清掃とか一度もやったことはありません。
これ、樋が詰まってますよね。絶対。
雨樋が詰まってくると、いいことはありません。きっと。
実際、この雨漏りをしていた日は風がことのほか強く、樋から漏れた水が風に煽られて窓に当り、室内まで水が浸水してくる始末でした。
そこで、雨樋の詰まりについてちょっと調べてみました。
・・・やっぱり掃除しないとだめだよなあ~
雨樋が詰まってくるとどんな問題があるのか。
雨樋自体に泥やゴミが溜まることにより、樋やその取付金具、接続部等に負担がかかり破損の原因となっちまう
そりゃそうでしょうね。。
ウチの雨樋も、20年近くもノーメンテなので、相当落ち葉とか泥とか溜まってそう。
でも今のところ樋自体が下がってきたりしている感じはしないけど・・・
ただ、詰まった土砂の重量まで考慮しているとも思えないので、確かに放置はよくなさそうですね。
外壁や家の中への侵入につながっちまう
屋根に降った雨水を、しかるべきルートでしかるべく流す装置が詰まっているわけですから・・・ 場合によっては行き場を失った雨水が壁等を伝わってるうちに家内に侵入なんてことにも??
実際、ウチの場合は風にあおられた水が窓枠に直接あたって室内へ侵入してきまして・・・子供の教科書が濡れました。
少なくとも、外壁が常に雨水にさらされていると、すごく良くない感じはします。。
それと、シロアリの発生の原因にもなるとか!?
うちはまだ大丈夫みたいですが、そうなったら大変です。
家の柱とか喰っちまうなんて言語道断であります。
雨水がはねて庭やお隣さんに迷惑を掛けちまう
確かに跳ねますね。すごく跳ねて、跳ねた水が外壁に当たってたり、それはもう当たったりしてます。
まあただ、ウチは田舎ですから跳ねた水がお隣さんまでは全く届きはしませんが。
それでも跳ねないに越したことはないですよね。
詰まり具合の状況を調べてみよっと。
そんな訳でして、放置していいことは一つもなさそうなので、重い腰を上げて掃除をしてみることにした次第であります。
相当溜まってるんでしょうね。。
自分でできるのか??
業者に頼むとかなったら大変だなあ。
まあ、下側の屋根の雨樋だから何とかなると思うけど。。
ベランダから覗いてみる
まずはどれくらい詰まっているのか状況調査から始めます。
ちょうどベランダから覗けそうでしたので、観察してみました。
・・・んん?!
結構溜まってるかもしんない。。。
落ち葉というより、泥みたいなのが樋全体にわたって大分堆積しているようです。
やっぱ掃除必要そうです。
集水器から縦樋に落ちる部分に何か詰まってるのかもしれません。
詰まりの原因となる部分を想像してみる
集水器の下部を見てみると、エルボと言って屈曲部があるんですが、どう見てもここあやしいですよね。ここがすぐに詰まっちゃうんじゃないかと思います。
清掃にあたり必要なもの
はしご、または脚立が絶対必要ですね。
ただ、普通のはしごは怖いですね。すぐに倒れそうで安定も悪く、ブログのための写真撮影どころじゃありません。
自分は家が農家なので、園芸用の三脚と呼ばれるものがありましてこれを使いました。
よく植木屋が剪定するときに使ってるアレです。
これ、下部が末広がりになっており、安定性が高いのがメリットです。
もしも梯子しかなかったら、きっと人生を諦めたことでしょう。。。
他に用意したものは、園芸用のシャベル、泥を掻き出すスプーン、それと保護手袋ですね。
早速掃除してみよう
で、三脚にひらりと身を任せて、スルスルと登って間近で雨樋の様子を見てみました。
汚いモノお見せしちゃって、あいすいません。
泥のようなものが大分溜まっちゃってます。
ドロンとしてます。
何てったって20年もの長きに渡って溜まりに溜まった泥ですから。
これは掃除しがいがありそうだ。
しかし高い所が苦手なポンコツOJ、1階屋根の雨樋でも結構高くて怖い。
今回が2階じゃなくて本当に良かった。
詰まっていた箇所とは
簡単にササっと泥を取り除くと、案の定、集水器への穴の中まで詰まってます。
しかしこの穴、なんか小さいな。
もっと開口部を大きくしたほうが流れやすいじゃないかな。
ひとまず、集水器内に溜まった泥をスプーンでほじくり返し・・・
(スプーンでほじってる画像はありません)
あ、ホースで水を流し込みながらのほうがいいかな?
なんて考えながらスプーンでほじってたら、泥がストン!って感じで落ちていきました。
!!!
なんてことだ!!
なかなか解消できない詰まり具合に、あーでもない、こーでもないとやればブログネタとしてはNICEだと思ったのに、あっさりとうまくいっちゃいました。
こんなもんか・・
所詮こんなもんなのか・・・ 今まで積み重ねてきたものなんて。
ホースで水を流します
詰まり解消してからホースで水を流しました。。
ホースから流れ出た水は・・・
溜まることもなく縦樋に吸い込まれていくや否や、勢いよく排水口から泥とともにドバドバと流れ出ていくのでした。人の気も知らずに。
掃除完了!
さっぱりです。
しかしブログアップするのなら、樋をもっとキレイにしとけばよかった。
後悔しました。
最後に。
集水器への開口部の大きさ
あ、そう言えば集水器への開口部の大きさですが、冷静に考えるとこの大きさがベストかもしれません。
あまりにも大きくしすぎると、大きなゴミが奥に入りやすく、詰まった時の掃除が大変なんじゃないかと勝手に自己解決いたしました。
きっと、縦樋の大きさに合わせるんじゃなかろうかと。
モノづくりにおける設計思想の一片を垣間見た気持ちになりました。
というわけで、これで気持ちよく梅雨を乗り越えられそうです。
作業時間
以上の作業時間はおおよそ1時間くらいでした。
まあ、ポンコツなので、慣れている人なら30分はかからないだろうな。
しかし1階屋根とはいえ、結構高くて怖かったですよ。
もしも次回、2階の雨樋が詰まったら迷わずプロにお任せしようと思うポンコツOJでした。
最後までお読みくださり ありがとうございました。