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【釣行記】22.01.16権現堂川 冬バスのトップウォーター初回釣行の結果は!?【冬バスをトップでねらえ!・バス釣り奇行(15)行幸湖】

タイトル 権現堂バス釣り奇行 冬バスをトップで狙え!(1)

冬バスをトップで狙う。
先日記事にしたためた。あーあ、書いちゃったよ…

 

【冬バスをトップで釣りたいの】


本気なのか?と聞かれれば、「もちろん本気さ」と明るく応えるつもり。

ただ、思うのである。


自分はバスプロじゃないってこと。

当たり前だろ

どんな状況でも釣らなければならないのがプロだとしたら、自分には到底無理だ。

釣る前から「冬バスをトップで狙います」宣言しちゃったら、釣っても釣れなくても記事にしなくちゃならない。釣れた時ばかりだと不自然だから。

結果的に釣れない記事だらけになったらどうしよう、って不安はある。次こそは、とドキドキしながら綴るのも、それはそれで決して悪くはない。

...


始めてしまった「冬バスをトップで狙うぜ」シリーズ。
一体、どうなっちゃうのコレ。
毎回毎度、同じような記事にならないことを願うしかない。

令和4年1月16日(日)権現堂川行幸湖)

AM10時過ぎに現着。この機場付近の右岸側は比較的浅く、トップにうってつけと思ったのだけれど....

河川では、水の流れの方向(下流)に向かって右の岸を右岸、反対を左岸と呼ぶ


権現堂川 行幸機場付近

なんと氷が張っているではないか...

 

ギルモア ダーター

まあいい。
氷がない所にキャストするのみ。むしろ全面結氷でないことに感謝しよう。

そして冬トップ1発目は...

ホッドラー」である。

 

このルアーをご存じの方は少ないのではないだろうか?
正直ポンコツも名前を忘れていて、思い出すのに時を要した。

アメリカ・ギルモア社のペラ付きダーターで、特徴のある目とやたらと振り掛けてあるラメが素敵。いかにもアメリカンなこんなルアーで釣れたら、きっと飛び上がってしまうに違いない。

 

 

しかし、ホッドラーは越冬中の水鳥をただ驚かすだけで精一杯だった。

 

中川1
中川2

権現堂川からの吐出し。

減水し、ほぼ閉塞した水域となっている。中川の有名ポイントだから叩かれているだろうけれど、バスをストックしている可能性が高く見逃せなかった。

氷上にルアーを転がす。まるで真夏のリリーパッドのように、バスが氷を割って飛び出して来やしないかと胸が高鳴った。

 

しかし、そんな奇特な魚はここにはいなかった。

 

権現堂 行幸機場 左岸

機場の左岸側。
コンクリートとオイルフェンスで囲まれた水域はなぎっていて、意のままに動くルアーについ見入ってしまう。

この日は小春日和だったけれど、やっぱり日陰は冬だった。

 

権現堂川 階段護岸

階段護岸。

ここの階段護岸は権現堂の中でもとりわけ長く、湾曲部も挟んでいる。端から端まで引き倒すつもりで移動してきたけれど、すでに先行者が数名。
さすがにトップではないみたい。

 

クワイエットファンク・ビッグヤーンフィー

ここでルアーチェンジ。

 

ビッグヤーンフィー」である。

 

国産トップウォーターブランドである、クワイエットファンクのダーター。

コイツの特徴は、ラインアイがまるでゼンマイの巻ネジのような形をしていて、結ぶ箇所によって動きが変わるという点。

上の穴だとダイブしやすくなりダーター臭が強く、下の穴だとチャガー音と呼ばれるバスの捕食音が出やすい。

自分としては下穴のほうが、首振り、チャガー音、ポップ音、ダイブと多彩に操れて好み。一つで色々できる、贅沢で芸達者なルアーなのである。

今まで好んでは使わなかったけれど、良さを再認識した。とにかく楽しいルアーなのだ。

 

権現堂の噴水

権現堂の名物、スカイウォーター120が噴き上がった。
その高さは実に120フィート(約36.6m)

噴水は土日の決まった時刻に噴き上がる。そうか、もう12時半になるのか…

 

権現堂川 公園前エリア

昼休憩を挟んで、キューピーエリア工場前を狙おうとしたけれど、先行者が思いのほか多い。
ならばとその下流側、公園前エリアを臨む。

真冬にしては暖かな昼下がり、橋上から眼下を見下ろす。上流側のそれとは対照的にこちら側にはアングラーは見当たらなかった。

この権現堂の見渡す限りの護岸沿いのどこかに、きっとバスは潜んでいる。水没した草むらの陰にデカいヤツがたたずんでいる。そう信じて投げ続けるだけだ。

脇に構えたロッドをぎゅっと握り直すと、再び歩を進めた。

 

 

本日のタックル エッジ+バリウス

本日のタックル。

竿はパームスのグラスロッド、エッジ。
鎮座するのは、リョービが世に送り出した丸形リールの名品、バリウス。

そしてルアーは、バルサ50のポップスインガーセラフ。黒のロッドにピンクが映える。

 

権現堂川 公園前エリア 階段護岸

階段護岸。

この脇では猫が昼寝中だった。権現堂では猫をよく見かけるが、どの猫も一貫してすぐ逃げる点では共通している。猫の悦ぶ撫で方はわきまえているつもりなのだが。

でもいい。今はバスが振り向いてくれればそれでいい。

 

真打 ウッドラッキー13

ルアーを変える。

 

ウッド・ラッキー13」である。

 

前記事でも紹介しているので説明は割愛するけれど、ようやく真打の登場だ。

 

権現堂川 漂着した浮島

漂着した浮島のポイント。

ダブルフックに交換したラッキー13なら、こんな所だろうと造作もない。

 

権現堂川 ワンド状のポイント

ワンド状になったここは、水の動きが少なくバスが越冬していそうだ。

 

権現堂川 戦い疲れて

もうじき日が沈む。

今日という日の終わりとともに、この釣りもこのまま終わってしまうのだろうか。

権現堂は静かに見守っているかのようだった。

 

権現堂川 遠くに見える橋

舟渡橋。

恐らく最後のポイントになるだろう。

 

権現堂川 最後の作戦

橋に近づくにつれ、あちこちに波紋が見られた。

「ワカサギ」のモジリである。

 

ファクター ポッパー

もしかしたら、ワカサギを狙ってバスが浅場に出てきているかもしれない。

最後にルアーを変えた。

 

ラディッシュ」である。

 

こいつの奏でる音が、ワカサギを狙うバスの注意を惹くことを願って。

ワカサギ釣り師が帰り支度を始めるのを見計らって、波紋の広がる水面目掛けて投げ入れた。

 

「ポチョンッ・・・」

 

甘く心地の良い音色は橋に反響して、いつまでも鳴り響くのだった。

 

 

 

権現堂の夜空に上る月

気がつくと月が昇っていた。冬バスの夜釣りの時も、こんなふうに月が照らしていたっけ。

日が落ちると昼間の暖かさが嘘のようだ。

 

ジャンパーのチャックを目いっぱい引き上げる。後ろ髪を引かれる思いを払うように、足早に帰路を急ぐのだった。

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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