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セリアのポッパーを買ってみた!簡単にスプラッシュができそう!?【100均で揃えたタックルだけでバスは釣れるのか?】

タイトル 100均で揃えたタックルだけで釣れるか? セリアポッパー

最近の100円均一ショップでのルアー用品の充実。

 

それは何もダイソーに限ったことではない。

キャン★ドゥやセリアでも扱い始めたようなのである。

 

ふと覗いたセリアで見つけた。良さげだったので購入してみた。

 

セリア ポッパー表
セリア ポッパー裏

発売元は(株)まるき
https://www.maruki-youji.co.jp/

爪楊枝とか作っている会社みたい。カタログにルアーが載ってるかもと思ったけれど、掲載はされていなかった。

カラーは他に見当たらない。この1色のみだろうか。
ホワイトパールにグリーンバック、単調なカラーリングと単色化でコストダウンを図っているのかもしれない。

 

セリアポッパー実測重量

実測値で6.371g。大きすぎず、ちょうどいいサイズ感。

昨今のポッパーに、必ずといっていいほど付いているフェザーは無し。
フェザー付に見慣れたバスには、かえっていいかもしれない。

 

セリアポッパーの特徴

控え目な下アゴに、突き出し気味の上アゴカップも浅い。
ラインアイはセンターより下側に、それも下方向に向けて装着されている。

100均ルアーにデザイナーが存在するのかは分からないけれど、スプラッシュ向けに意識して設計されているように思えてならない。

あとはウエイトがどう仕込まれているのか? だけれど、それ次第では水沫をよく飛ばしてくれそうなルアーである。

 

振ってみると、内部に仕込まれた複数と思われるラトルがシャラシャラと鳴る。
ボディ全体を自由に動き回るタイプのラトルだ。
こんなタイプはアクション後のポーズで、時間差でラトルが鳴り続けるんじゃないかなと思う。

まあ、実際に使ってみないと本当のところは分からないけれども。

 

という訳で、「100均で揃えたタックルだけでバスは釣れるのか?」でダイソーのロッド&リールとともに釣ってみたい。

シリーズタイトル名、いつの間に変わってね?

 

 

【22.5.27セリアのポッパーで初バス!?】

 

二度折れたダイソーロッドを再び修理する【ダイソーで揃えたタックルだけでバスは釣れるのか(再修理編)】

タイトル 2度折れたダイソーロッドを再び修理する

 

「バッシンッ!!」

 

 

無念にも折れてしまったダイソーロッド。

 

 

「ベシッッ!!」

 

 

負けじと修理したけれど、一度のキャストもせずに再び折れてしまった。

 

 

あれから半年。

リベンジの炎は、未だ消えてはいなかった。

 

二度折れたダイソーロッドを三度みたび復活させようと、再び立ち上がったのである。

折れたダイソーロッド

 

 

 

今度はしっかりとそして確実に修理をするのだ。
もう二度と、いや三度も竿が折れる音など聞きたくない。

折れたダイソーロッドの断面
修理部分から再び折れたダイソーロッドの断面。

接ぎ木がバッサリと折れてしまっている。

たったの一振りもせず終了した、あの日の光景が脳裏によみがえり、なんだか少し切ない気持ちになってしまった。

 

今度こそしっかりと修理して、バスを釣ってやるのだ...。

 

.....

 

さて、ここで疑問が沸く。

折れた竿を直す方法は検索すればかなり出てくる。
しかし一度折れて修理し、再び折れた竿を再修理する記事は見つけられなかった。

同じところを二度も折るやつなんか他にいないだろ

 

どうすれば直すことができるだろう?

まず思いつくのは、古い接ぎ木をそっくり除去し、新たな接ぎ芯を挿入し直す方法だ。

再修理の方法1


ただこの方法だと、古い接ぎ木をうまく除去できないかもしれない。

除去にはドリルでグリグリ掘っていくが、エポキシでがっしり接着してあるし、下手をすると竿本体の繊維を削ってしまいそうだ。

 

そこで考えたのが次の方法。

接ぎ木部分をそっくり切り落とし、そこへ接続する芯材を挿入する方法

この方法は新たに挿入する芯材がそのまま竿の先端ピースへの挿入部になるというもの。

竿の再修理方法2

これなら古い接ぎ木部は完全に無くせる。

しかし新たな芯材を段付加工しなければならない。
手間も掛かるし、うまく加工できるだろうか? それに段付き部の強度も不安だ。


また、加工する関係上、芯材はパイプ状ではなく無垢材が必要。
この径の無垢材なんてあるのだろうか?(Φ 6mm)

 

さて、どうする?

 

 

しばらく考えた結果、ひとまず1番目の方法を試してみて、ダメなら2番目の方法を考える、ということにした。

 

 

 

接ぎ木部の除去のためにドリルを取り出す。

Φ1.5mmから始めて、Φ4.5mmまで拡大しながら掘り進めた結果、

古い接ぎ木の除去に成功(ダイソーロッド修理)

なんとか除去に成功。

いや、もしかしたら竿内側に傷を付けているかもしれない。
しかし芯材を挿入して一体化させるので、強度的に問題ないと判断し、このままいくことにした。

 

次に芯材となるΦ4.5mmのカーボン材を入手する。

ネットにあるにはあるのだけれど.....

500~2000円程度、それに送料が掛かることが分かった。しかも複数本だったり。

 

カーボンファイバーロッド 10個入5mm 直径 200 mm長カーボンファイバ DIYロッド アクセサリー

 

高すぎる、ってわけじゃないけれど、そもそも1000円ちょっとの竿を修理する材料に1000円以上掛けるのってどうなの? と思ってしまう。

 

どうしよう。

ちょっと車を走らせて、釣具屋か模型屋に行けば手に入るかもしれないが…

 

.....

 

芯材をどう入手するか?
しばらく考える日々が続いていたある日。

冬バスの釣行時、湖岸に折れた竿が落ちていたことを思い出した。

 

そうだ。

釣りに行った時に、折れた竿を探すのだ。
今までにも何度か折れた竿を見たこともあるし、きっとどこかに落ちているはずだ。

 

落ちている折れた竿から芯材を拝借すればいい。そうすれば補修材は0円だ。

それでこそ、ダイソーロッドの修理にふさわしいのではないだろうか。

 

...という訳で、釣行時に折れた竿を拾えるまで、リベンジはお預けとあいなったのである。

拾えなかったらどうするつもりだ?

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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【釣行記】22.04.23権現堂川 サインコサインでバスを釣れ!? 減水開始の権現堂にバスを追う!【バス釣り奇行(18)行幸湖】

タイトル 数学でバスを釣れ!(権現堂川)

いよいよ減水が始まった権現堂川

 

キモは「中段平場」
春バスを求めて権現堂釣行、その結果は?

 

【事前に狙い目と釣り方、予測を立てたのだ】

 

減水が始まった権現堂川

令和4年4月23日(土)権現堂川行幸湖)

午前5時、現着。
夜明け直後の権現堂、果たしてバスは応えてくれるだろうか。

 

 

減水が始まった権現堂川

公園前エリア、それも東岸にポイントを絞る。日照を考えるとこうなった。

減水して間もないからだろう。湖岸が白かった。

 

 

220423AM5時での水位(権現堂川)

午前5時での水位は AP 9.62m。(この後、6時すぎに9.60mになった)

予想通りの水位である。
バスも思惑通りに飛びついてくれると良いのだが。

 

シングルコロラド・スピナーベイト

計画通りの状況に、迷わず取り出したルアーは。

 

シングルコロラドスピナーベイト」である。

 

...本来ならば名称があるのだろうが、忘れてしまった。

 

これまで、スピナーベイトウィローリーフを使うことが多く、コロラドタイプは滅多に出番がなかった。

しかし今日この日は違う。コロラドの強いバイブレーションがこの釣りには必要なのである。

 

 

護岸のブロック数で深さが分かる(権現堂川)

水位や水深は、県の水位情報でも分かるけれども、現地でも確認できる方法がある。

矢印の部分に帯コンクリートと呼ばれる、平坦なコンクリート部分があるのが分かるだろうか? (写真だと見づらいですね)

権現堂の上段護岸(中段平場より上部の護岸)は、帯コンクリートの下部に平張ブロック(板チョコ状のやつ)が9枚張られている。

このブロックの枚数と高さの関係は一定なので、これで深さを把握することが可能。

 

ちなみに、この状況では中段平場の深さは約1.7mとなっていた。

詳しくはまたの機会に記事にしようかと思うけれど、水位サイトよりも実態に合った水深が確認できる方法でもある。

 

 

取水口 権現堂川

中段平場の肩(水際から6.9m)の把握のために、ルアーをカウントダウンさせるつもりだったけれど、他にも方法があることを思いついた。

 

それは「三角比」を使う、というものである。中学校の数学で習った、sinとかcosとかのアレだ。

 

例えば、直角三角形で夾角が30°のとき、sin30=高さ/斜辺=1/2=0.5 となる。

 

それを図に書くとこうだ。

 

三角関数

※底辺を隣辺、高さを対辺とも呼んでるみたい

つまり夾角30°の直角三角形の高さは、斜辺の半分になる。

すなわち、30°の角度で25mキャストしたとすると、その半分となる12.5m沖合に着水する、ということ。

 

え? 30°なんて角度、現地じゃ分からないって?

確かにピンと来ないかもしれない。

でも90°(直角)なら分かると思う。
だからまず90°の方角を指してみて、それを3等分した角度が30°とすれば分かるんじゃないかな。

 

サインコサインでバスを釣る!?

ちなみに、20mキャストした場合でも水際から10m地点に着水するので、十分中段平場の肩を狙えることになる。

なお、キャストした距離は、リールのハンドル1回転で何m巻けるかを知っておけば簡易的に測定可能。

 

ポンコツの愛機TD-X105PVだと、ハンドル1回転で約51cm巻くことができる。

数投、力まず普通にキャストして、ルアーが手元に来るまでに何回巻けるかカウントしてみると、ハンドル40~50回転だった。

 

40回転×51cm=2040cm=20.4m

50回転×51cm=2550cm=25.5m

 

普通にキャストすると、20~25m程度は飛ばしていたというわけだ。

 

ちなみに、上の図でも書いているけれど、仮に25mキャストしたとして、11.2mルアーを引いてくるとちょうど中段平場の肩の部分にルアーが来ることになる。

ポンコツのリールだと 11.2÷0.51=21.96≒22 なので、リールのハンドルを22回転させたときに、狙うポイントをルアーが通過すると考えることができる。

 

 

このように、計算して水中をイメージし、ルアーを操作すれば自ずとヒット率も上がるのではないだろうか。

 

なお、実釣ではさらにルアーをカウントダウンさせて狙ってみた。

着水点でのカウントは「5」であった。

権現堂の水底にはかなりの雑草が水没していたため、カウントを「4」として草の上づらを引くイメージで釣りをした。

 

 

さて、こんな調子で釣り進めていく。

 

水没した草の先端が出ている

こんな所もあった。

やや沖合に、草の先端が水面からのぞかせていた。
おそらく、中段平場の肩付近から生えていた草だろう。

減水時の写真も

実は夏季の減水中に、同じ所の写真を撮っていた。

それがこれ。
こうして減水時の写真があると、よりイメージがしやすいと思う。

 

 

水没樹木&沈船(権現堂川)

水かさの多い時期の権現堂では、こんなポイントもある。

樹木が水没して格好のストラクチャーを形成している... のだけれど、先行アングラーが。

 

 

 

今回、スピナーベイトを使ったけれど、水没している草が非常に多く、ブレード周りに枯れ草がまとわりつくことが多かった。

スピナベのスイベルに絡む草

こうなると、ブレードが回転しなくなることもしばしば。

草に掛かったルアーを外した直後に、バスが喰うケースも多いため、これは致命傷ともなりうる。

 

そこで、簡単チューンを施した。

スイベルに交換
スイベルなら草が絡んでも回る!

ボールベアリングスイベルを、ノーマルのただのスイベルに交換するだけ。

今やスイベルはボールベアリングが標準ともなっているけれど、藻や草が絡む場所では不向き。
その点、ノーマルスイベルだと回転部が2点あるため、草が絡んでも回転してくれるのである。

 

ノーマルじゃ、回転が悪くね? と思われるかもしれないが、意外と差は感じない。よほどゆっくり引く時とかでない限り問題ないと思う。

それよりも、回り続けてくれることの方が大事なのである。

 

 

バスが釣れなければ数学も絵空事

午前5時過ぎから9時過ぎまでスピナベを引き倒してみたけれど、結論からいうと釣れませんでした。残念。

 

しかし、階段護岸でたった一度だけ、アタリはあった。

キャストしてカウント4、ハンドルを5回転ほど巻いた時に「コツン」ときた。

しかし乗らなかった。ブレードバイトかな...。

 

というわけで、これで釣れればカッコ良かったけれど、結果はノーフィッシュ。

あれこれサインコサインしたけれど、絵空事に終わってしまった。

 

やっぱり事前予測記事、もうやめようっと。

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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春・減水始めの権現堂川での狙い目は?(週末の釣行に向けて・行幸湖)

タイトル 減水始めの権現堂をどう狙うか?

春の権現堂川

満水状態だと釣りづらいけれど、4月も後半になれば減水してくる。毎日のように、権現堂の水位をチェックしていると、4/16頃からついに減水が始まった。

こうなると、いよいよ権現堂も本格シーズンに入ってきたなあ、てな感じなのである。

減水の始まった権現堂の今の水位と中段平場

今現在の水位は、どうなっているかというと...

権現堂の現在水位



こちらのサイトを見ると、1日に25cm程度水位が下がっているので、今週土曜日の朝には水位はAP 9.60m位になると予想する。

権現堂の護岸には中間付近に平場があって、通称「中段平場」とか呼んでいるけれど、減水過程において、この部分がキモだ。

中段平場の高さはAP 8.00mとされているため(注:場所により前後する)、土曜日の4月26日朝には、平場の水深は1.6m程度と予想できる。

それを断面図にすると以下のようになる。

 

減水始めの権現堂川・断面図

 

週末の権現堂、バスの付き場を予想してみる

減水中の魚は、岸際よりも沖目に移動傾向があることから、この中段平場の沖側、ただし産卵を意識して平場の肩、それも肩の沖側にバスは付いているのではないかと予想した。

 

中段平場の肩に付くバスをどう狙う?

増水前に繁茂していた雑草が多く水没していること、カウントダウンを駆使して狙うゾーン(プロダクティブゾーン)にルアーを通したいという点を考慮して、スピナーベイトを使用する。

枯れ雑草の中を通すことから、より絡みにくいシングルブレード、それもコロラドタイプを使ってみたい。

さらに、極力プロダクティブゾーンに長くルアーを通すために、ロングロッドを使用する。

狙うゾーン、水際から6.9mといっても現地では分かりづらいかもしれない。そこで、中段平場でカウントダウンのカウントを覚えておき、さらに沖側にキャストしてカウントが多くなる位置を調べてみる。

中段平場の肩の位置が把握出来たら、それよりも沖側にキャストして、カウントダウンで沈め、ブレードのバイブレーションを意識しながら引いてくる。

 

     平面的に書くとこんな感じ↓
平面図

 

リーリング中、草等に引っ掛かると、バイブレーションに変化が出るのでロッドワークでかわしていく。なお、バスは肩の沖側についていると予想するが、「平場にはいない」ことの確認のため、リーリング開始からのリール巻き数もカウントして、アタリがあった時にどこにいたバスなのかも把握しながら釣りをする。

もしも、中段平場で食ってくるようなことがあった場合は、シャロークランクに切り替えて平場狙いに変更する。中段平場には草もあまり生えていないしね。

※図で「湖岸線」と書いたけれど、「水際線」の間違いです

いつもと調子が違くね? 一体どうしたんだ?

まとめ

釣行前にこんな記事書くのは実はちょっとつらい。

なかなか釣れない権現堂、この通りに行けば最高だけれど現実はそんなに甘くはない。いつもは釣行後に記事を書いていたけれど、それって楽なんだよね。結果論だから。
だから事前に予想立てて釣り方考えて... なんてあまり記事にしたくない。釣れなくても記事書くしかないし。

よく考えたら、所有しているスピナーベイト、ほとんどがウィローリーフだった。コロラドブレードのスピナベ、あんまり持ってないんだよなあ。

まとめになってなくね?

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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【釣行記】22.04.03権現堂川 サクラ舞い散る春のトップウォーターゲーム【バス釣り奇行(17)行幸湖】

タイトル バス釣り奇行 権現堂川

 

冬バスをトップで狙うつもりが、気が付けば桜の季節になってしまった。

けれども、冬だろうが春だろうが魚はそこにいる。
今は余計なことは考えず、ただルアーを放ってみたかった。

 

令和4年4月3日(日)権現堂川行幸湖)

現地には9時に到着。
2か月ぶりの権現堂は満水状態であった。

本当は…

中段平場が水没した頃に、釣ってみたかった。

 

すでに権現堂には冬の名残りさえ微塵もなく、時折湖面にふわりと花びらが舞いおりる。
よく履いていた防寒靴も、ヒートベストも必要ない。もう厳寒の季節じゃない。

 

サクラ舞うなか、服装が変わっても、気持ちは簡単には変えられるものじゃない。それでも少しづつ、そして確実に季節は移り変わっていく。

 

春の権現堂川。菜の花とのツーショット。

行幸給排水機場付近から始める。
曇天ではあったけれど、菜の花がまぶしかった。

 

マッコウ改 at権現堂川

まずはこれからいく。

 

自作ペンシル・マッコウ改」である。

 

前回、泳ぎ下手を露呈したマッコウに手を加えてみた。

リア付近にオモリを仕込んだのである。

するとどうだろう。
ただ真っ直ぐに突き進むだけだったマッコウが、まるで人が変わったように首を振るようになっていた。

これは釣れる動き。期待は高まるばかりだ。

 

権現堂川 遊歩道沿いの桜

権現堂沿いの遊歩道は桜並木となっていて、花見がてら散策を楽しむ観光客が多く見られた。

 


マッコウにバスは飛び付いてはこなかった。

けれども、不満はない。
春を全身で感じられるこの場所で、想いおもいにルアーを操れる。今はそれだけで十分だ。

 

冬に良く狙った、権現堂吐出し

冬にトップで釣ろうと、何度か攻めた権現堂吐出し。

水かさが増し、本流と繋がったために閉塞水域ではなくなっていた。

 

結局、冬の間に答えを出すことはできなかったけれど、回答期限などない。

気が向いた時にはいつでもここへやってきて、ただルアーを投げ入れていればいいだけだ。


権現堂川の階段護岸

噴水エリアの階段護岸。

ほとんどの階段は水没し、上部2段を残すのみ。


護岸沿いにプラグを踊らせるが、思いのほか観光客が多く、(すぐ脇を花見客がゾロゾロと歩いてたりする)バスは沈黙したままだった。

 

権現堂川

初冬、幾度となくワカサギ釣りをしたポイント。

産卵を意識したバスがもしかしたら寄っているかもしれない。

 

権現堂川 ザラII改(210サーフェス風)

再び、アレを取り出した。

 

ザラII 改」である。

 

こいつには、冬バスのトップ狙いで何度となく登板してもらった。

シャンプーハットのようなカラーを取り付けたそれは、移動距離が少なくネチネチと演出することができる。

産卵を控えたバスを苛立てるように、執拗に操作してみた。

 

 

しかし、そんなナーバスな魚はどこにもいなかった。

 

 

機場付近のポイント(権現堂川)

最後に機場の左岸側を狙ってみた。

雰囲気は上々、水深1mくらいまでのラインにプラグを踊らせる。

 

気のせいだろうか?
冬の頃よりも、ルアーの動きが良いような気がする。
まるで水飴のように絡みついたそれは、とても躍動感に満ちていた。

 

花びらを散りばめたような水面みなもに、絡みもだえるようにプラグを操る。

淡いピンク色の飛沫をあげて。

 

 

サクラ舞い散る春の権現堂で、夢中になって彼らを操り続けた。

ほんの少しだけれど、気分が移り変わっていくのを感じた。

 

 

最後までお読みくださり ありがとうございました。

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