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【釣行記】21.07.07権現堂川 ヘドン・ビッグバド。それは忘れられないルアーとなる【バス釣り奇行(3)行幸湖】

バス釣り奇行 権現堂川(権現堂調節池)

 

「調子が悪い時もあるだろう。不安でたまらないこともあるだろう。もう駄目だと思うかもしれない。でもそんな時こそ、じっとこらえて最後まで信じ抜くことが大切なのだ」

 

 

こんにちは。ポンコツOJです。

 

令和3年7月7日(水)

7月7日は七夕。しかし仕事中に考えるのは天の川より権現堂川

(仕事しろよ)

前回の余韻が醒めぬまま、また行っちゃいました。 

 

バス釣りから権現堂桜堤まで熱烈紹介】
ponko2-oyaji.hatenablog.com

 

 前回、前々回の釣行記 ↓↓

【釣行記】バス釣り奇行(2) ’21.07.02 権現堂川

【釣行記】バス釣り奇行(1) ’21.06.27 権現堂川

 

* 

今回は今までとは別のエリアから始めようと思い立った。

釣れた場所にまた行こう、と思うのは釣り人のさが。しかし他にもっといい場所があるかもしれない。そう思っての選択なのである。

 

17:20、スタートフィッシング!

 

...

しかし、どうしてしまったのか、いつものフィールド全景写真を撮り忘れてしまう。

 

着いてから感じた「釣れなさそう」な雰囲気のせいなのだろうか。

...

権現堂調節池
何はともあれ、まずはここから始める。

この付近の護岸は、前回訪れた場所のような最下段の平場が見当たらない。水深を測ってみるも、水没している様子は推し量れなかった。

 

どのルアーからいくか?

しばし迷ったが、これに決める。

スピナーベイト

今日は... これでいく。

 

 

スカルスピン」である。

 

...いや、待て。

 

スカルスピナーベイトだったっけ? 忘れちゃった。

 

まあ、いい。

アクアフリークというブランド名だけはよく覚えている。

当時、スピナーベイトのアッパーアームを細くして「ヴァイブレーション」を謳ったモノが多く出ていた。これもその一つである。

経年変化でラバースカートが取れてしまったが、どこかのサイトでこんなスタイルのモノが時にいいらしいと知り、あえてそのまま持ってきた。

 

さて、うんちくはもういい。

 

こいつをただ投げて引いてくればいい。

時には表層を。

時には中層を。

時には底スレスレを。

 

引いてくればいい。

 

...

 

しかしどうしたというのだろう。
まったく釣れる気がしないのである。

釣りを開始して30分も経たないというのに。

 

...

 

テクテクと釣り進むと、やがて階段状の護岸が見えてきた。

権現堂調節池 階段護岸
階段状の凸凹部を魚はきっと好む。権現堂では、実績のあるポイントと言っていいだろう。

 

権現堂川のポイントを徹底解説】
ponko2-oyaji.hatenablog.com

 

ルアーを投げては、呼び掛けるかのように操作していく。

水中まで続く階段をイメージしながら。

 

 

しかし意に反し、魚から返事が返ってくることはなかった。

 

 

 

 

その後も、ポッパー、バズベイト、ミノーと替えていくが何の変化もない。
釣れる気がしないのである。

 

前回釣った場所へ行くべきだったのだろうか。

水質が悪いせいなのか。

もっと沖目を狙った方がいいのだろうか。

 

完全に自分を見失ってしまっていた。

 

ふと対岸へと目を移すと、数人のアングラーが竿を振っているのが見える。

...しかし釣れている様子ではなかった。 

 

今日はダメかもしれない。

思えば前回、前々回とも運が良すぎた。ここ権現堂は、そういつもいつも釣れるようなフィールドではないのだ...。

 

 

開始から、もう1時間あまりも経過していた。

そろそろ折り返して、釣り戻ることにする。

きっと今日はもう駄目だ。

全然釣れる気がしないし、集中もできない。

 

 

しかし、ふと思った。

 

もう1時間... じゃない。

まだ1時間... だ!

 

残り1時間はある。

最後の最後に、覚悟を決めた。 ビッグバド
もう... あとはこれでいく。

コイツを投げ続ける。釣れてもたとえ釣れなくても。

 

ビッグバド」である。

 

バスの本場、アメリカはヘドンのルアーである。

ビールのラベルを付したこのヘンテコなルアーは、時に爆発的にバスに効く時があるのだ。それに賭けたのである。

ヘドン ビッグバド Heddon BIG BUD 【1】 BON 約18g

 

 

ビッグバドを投げ続ける。

迷わず引き続ける。

さっきまで歩いてきた湖岸を釣り戻りながら。 

爽やかな夕風がとても気持ち良かった。

権現堂調節池 階段護岸

そうこうするうちに、先ほどの階段護岸まで戻ってきていた。
 

階段とのキレメよりやや遠くに投げると、慎重にルアーを引いてくる.....

階段部分との境目。こういったキレメで釣れることが多いことを、過去に幾度となく経験している。

 

 

 

バドが護岸のキレメを通過するや否や。

突然水柱が上がった!

 

 

「ゴバッ!」

 

思った通りの場所で、そいつはビッグバドに飛びついてきてくれたのである。

ビッグバドとバス

 

 

 

 ...

 

終演の時刻が過ぎても、バドを投げ続けた。

 

ルアーの選択が正しかったのか間違っていたのかなんて、誰にも分からない。

 

今できることは、最後までバドを投げ続けることだけだった。

そう、まるで答え合わせをするかのように ー。

権現堂の夕映

 

 

その他の釣行記はこちらです

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